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 Home > Yamaring > my Machines > my ZX-6RR > 走行会までのあらまし(2006年11月17日)

 おひさしぶりです、『スケバン刑事』の中では、夜かゆくても浅香唯が好きな、アーブ山口です。
 さて、赤道直下付近の小さな島に住む人達は、地球温暖化による海面上昇で自分達の住む島がなくなってしまいそうだというのに、先進国に住む人間に特徴的なエゴイズムで、過去の生物に対する冒涜の証である化石燃料を燃やして地球温暖化ガスを排出してしまい、それらの島に住む人達には大変申し訳ないと思いつつ、先日、私はリファインさんの走行会に参加すべく、またまたバイクを購入してしまい、今年に入り、私はオートバイにもう3回も乗ってしまうことになりました。ちなみに、2年前に中年リターンライダーとして復活してからは、なんと、もう12回もオートバイに乗ってしまうことになります。チリも積もれば山となりますが、環境保護団体の皆様には、ホント申し訳ない想いで一杯ですが、普段の私は、割かし質素倹約的な生活を営んでいるので、年に数回行なう“お祭り”といった感じで、今回の走行も、是非、大目に見てもらいたいものです。(あまりありがたくないメールとか送ってこないでください)
 えっ? 何々? 化石燃料とか温暖化ガスよりも、オートバイそのものを消費し過ぎだって? アイタタ…。(カッコがない小文字のダブリュ)ちなみに、12回の走行で、すでに7台もオートバイを消費しています。(カッコがない小文字のダブリュ)(カッコがない小文字のダブリュ)(カッコがない小文字のダブリュ)

 という訳で、(どういう訳か分かりませんが)私のこれまでのトミンサーキットでのラップタイムは、大体29秒台付近をウロウロしていて、ベストは昨年に乗ったC型肝炎のZX-9Rによる、29秒17だったので、普段オートバイに乗っていないことと、オヤジ入っているので動体視力が追いつかないものの、もう少しで28秒台に入れそうだったので、この際、ライダーのテクニックの向上は無視して、オヤジらしく、金にモノ言わせて、とてつもなく速いオートバイを製作し、無理やり28秒台に入れようと企んでみました。何のひねりもなく、ムチャムチャ素直な考えです。(核爆)




 知っている人はすでに御存知だと思いますが、私は、世界で一番自分と相性がいいのではないかとひそかに狙っていた、04のZX-6RRのSTレーサーを、知人より譲ってもらいました。(↑は納車時の記念撮影)

 しかし、元々が、漂白された、骨抜きの、おとといきやがれ方式のMFJが主催している、選手権のルールに準じたレーサーだった為に、治外法権の走行会では、(しつこいようですが)金にモノ言わせて、もっととんでもなく速いオートバイを今回の走行会の為に作っちゃおうと私は企みました。

 これまでは、走行会の2〜3日前にマシンを調達と、ドタバタチックでしたが、今回はホーネット600の時のように時間があったので、かなりイイ線でまとめることができました。
 リファインさん、他の参加者の皆さん、ほのぼのとした走行会に、速さ優先のマシンを持ち込むことにしちゃって御免なさい。m(_ _)m




という訳で、愛車紹介ですが、
まずは、
タイムアップに最も効果的なペイントをタンクとシートカウルに施してみました。
前オーナーの方も、
汚いので塗ったほうがいいと仰っていたので、
この助言を素直に聞き入れてのチューンナップです。
余裕で出し抜きですね。

もちろん、
塗装はリファインさんに依頼いたしました。
色はとてつもなく速そうなマットブラックです。


(塗装や、その他カスタムの相談でお世話になっています)




でもって次には、
キーで開けるタイプの、
とんでもなくどん臭い感じのタンクキャップを、
ワールド・スーパー・スポーツでは8割のチームが使用しているという、
TWM製のものに交換しました。
これで、100%理解している人が存在するのか疑問が残る、
がんじがらめレギュレーションに準じて製作されたST600レーサーに、
WSSのマストアイテムを取り入れたことで、
恐らく大幅にタイムアップすることと思います。
余裕で出し抜きですね。




でもって次には、
またまたタイムアップに欠かせない、
バーハンドル化を施しました。
これで毎日整骨院に通う腰痛持ちの私でも、
安心して攻めることが出来、
恐らく大幅にタイムアップすることと思います。
余裕で出し抜きですね。

もちろん、
バーハンドルキットは、
私が普段ドイツより輸入販売している、
ABM社製のもので、
ハンドルは、
イギリスより取り寄せたファイターバーというレアなアイテムです。
余裕で出し抜きですね。

03-04ZX-6R/RRバーハンドルキットの紹介ページ

ブレスバー付きファイターバーの紹介ページ




また、
ハンドルグリップは、
これまた以前イギリスより取り寄せた、
フレアーパターンがその気にさせる、
お目立ちのフレアーグリップを使用しました。
味気ない普通のグリップと違い、
モティベーションが強烈にアップすることで、
これで恐らく大幅にタイムアップすることと思います。
余裕で出し抜きですね。




でもって次には、
またまたタイムアップに欠かせない、
フロントマスクのバグアイ化を施しました。
やはり、
バグアイと言えばアーブ山口、アーブ山口と言えばバグアイと呼ばれるくらい、
バグアイの我が国での第一人者になりたかったので、
28秒台に入れる為には絶対条件といった必殺のチューンナップです。
余裕で出し抜きですね。
(走行会の車両規定にあわせて、透明のテープで飛散防止の処置を施しています)

バクアイヘッドライトの紹介ページ


 

でもって次には、
またまたタイムアップに欠かせない、
ホイールのパウダーコートを施しました。
この赤いホイールとマットブラックの外装類とのコントラストにより。
恐らくダークサイドのパワーを発揮できることが予想されるので、
楽勝でタイムアップすることと思います。
余裕で出し抜きですね。

もちろん、
パウダーコートは、
格安なのに素晴らしい仕上がりが特徴のリファインさんに依頼いたしました。


(パウダーコートや、その他カスタムの相談でお世話になっています)


 

また、
ホイールの塗装に当たって、
タイヤやベアリングの交換は、
世田谷のスピード☆スターさんのお世話になりました。

左はスピード☆スター代表の水口さんで、
右はカスタム車ということで、
水口さんのお気遣いで装着したメッキのバルブ。


(タイヤ交換や、その他タイヤの情報や知識などでお世話になっています)




また、↑は、
前回の雨の走行会で、
ウェットではレインタイヤが必要と痛感したので、
金にモノ言わせて、
ドライとウェット用に4本のタイヤを購入したところ。
女性はお食事後でもケーキが“べつばら”に入るそうですが、
サーキット野郎はタイヤ代は別勘定で投資してしまう悲しい生き物なのでした。
(きれいに語れば、転ばぬ先のツエです)

ちなみに、
レインタイヤを装着する為に、
孫オクでスペアホイールも買っちゃいました。
(こちらはケチって塗装はしませんでした)

あと、
関係ないけど、
これを読む薄毛に悩む中年ライダーに勇気を与えるべく、
撮影に協力して頂いた水口さんに、
“ハゲ”を強調して撮ってもらいました。(笑)

でも、
バーハンキットが売れて儲かったら、
来年はfu3さんにバレないように、
プロピアで誤魔化そうと思います。(爆)

ちなみに、
走行会には、
19インチのカタナでとてつもなく速く走る、
fu3さんも参加予定のようです。
パドックではハゲネタ、
コース上では“走り”でイジめられそうできょわいです。(泪)






それから、
元々のストライカー製のサイレンサーは転倒により凹んでいましたが、
短くて細くてシンプルな感じのサイレンサーが欲しかったので、
ネットでサクサクっと検索して発見した、
ケイツー・テックさんのサイレンサーに交換いたしました。
この短くて細いサイレンサーにより空気抵抗が減少すれば、
ストレートスピードも、100km/hから100kmと2cm/hくらいに伸びて、
楽勝でタイムアップすることと思います。
余裕で出し抜きですね。

ちなみに、新品なのに、
サイレンサーとバンドと送料込みで17,700円と、
かなり格安です。


(格安サイレンサーでお世話になりました)

また、
重量が増すばかりで、
タイムアップには全く貢献しない、
フロントカウルと前後フェンダー、
それにメーターとオーリンズのステアリングダンパー、
そしてリアブレーキ周り一式は、
漂白された、骨抜きの、おとといきやがれ方式のMFJと関わっていないので、
今回は取り外しちゃいました。
28秒台に入れる為の“本気度”が伝わりますでしょうか?








という訳で、
金にモノ言わせて、
速さ優先で製作した私のZX-6RRが出来上がりました。

あれっ?
と思ったら、ただ単に、
自分好みのユーロ系ストリートファイターになっちゃいました。(核爆)

という訳で、
今回も確信犯的に、
まったり走りたいと思います。(笑)

ちなみに、
カスタム費用が楽勝で車体の購入価格を上回ってしまいましたが、
それでも、
似たようなイキフン(雰囲気)のビューエルとか言うバイクの3分の1くらいの予算で、
世界に1台だけの自分好みのバイクが出来たので、
費用対効果MAXでやんす。




ちなみに、
今回のZX-6RRの為に、
成功者の証である城南地区にて、
ワザワザ専用のガレージを借りちゃいました。
親バカでしょうか?(笑)

ビューエルやモンスターに乗る、
城南地区の中年ライダーの皆さん、
(どこかの雑誌風に語れば)
必要なのはお金じゃなくって“セレンディピティ”です。

では、
走行会での走りに乞御期待!


リファインさんの走行会