ドイツ製高級カスタムパーツABM
Home > 店舗情報&お問い合わせ > ドイツABM社への訪問のレポート 2008年11月20日

★2008年11月12日にABM社へ訪問した際のレポートです★
































































 ドイツABM社は、フランス、スイスの国境からほど近い南西ドイツ、Freiburg(フライブルグ)の郊外にある工場団地の一画にあり、従業員数は約50名(内、製造出荷部門は約25名)の会社です。

 会社の建屋は、製造部門、出荷・倉庫部門、開発部門及び設計・管理・営業部門に分かれています。

 製造部門にはCNC機械が設置されていて、アルミからの削り出しを主に行ってましたが、Peak EVOのブレーキディスクも社内で切削加工されていました(着色アルマイト処理につきましては、スイスの会社に外注に出しているそうです)。

 ちなみに、ABMの話では、他のメーカーのディスクは、抜き型加工(スタンピング)にて製造しているそうで、これがABM製品との違いのようです。

 Syntoレバーについては、製造が難しく、現在でも1週間で500本程の製造能力しかないそいそうです。このため、十分な在庫を置くことができずに、各地から入る注文に対応が追いつかない状態がまだ続いているようです。

 また、ブレンボ用レバーにつきましては、ブレンボから直接付属レバーのOEM生産を受注したようで、2009年度発売予定です。

 カラーのステンメッシュホースについては、1人の専属製造スタッフが、受注毎に手作業にてホースのカットと加工を行っています。

 商品の出荷方法は、各注文毎に、必要な部品のリストが記載された注文指示書がプリントアウトされます。この指示書に基づいて、出荷担当者が倉庫から必要な部品を取り出してきて、袋や箱に入れていくようです。(その後の第三者による検品は特に行われていませんでした)

 バーハンドルキット、Peak Evoブレーキディスク、ステップキットにつきましては、全ての基本完成部品を常に在庫しているようですので、特殊な追加加工がある場合を除いて、ドイツ国内向けには、基本的に受注後の翌々日にはABMからは出荷できる体制になっているようです(当方のこれまでの経験では、バーハンドルキットがバックオーダーになるケースは、年に1〜2回でした)。

 新製品の開発には特に力をいれているようで、開発用の専用ルームに、専属の2名のスタッフと2台の専用工作機械を配置して、全てのニューモデルを購入して実際に取り付けして最終確認をしているとのことです。

 ABMジャパンでは、今後もドイツABM社と密接な連携体制を築き、日本国内での販売に力を入れていく所存ですので、宜しくお願い致します。
















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